ラパコジャパンの「麴町ゴルフクラブ」スキッターにリシャフト
麹町にある麹町KOJIMACI GOLF CLUBにスキッターの本社があります。ここでは、フィッティングから製作までを一貫してますので、細かい調整など実際にクラブフィッターに見てもらって仕上げて行きますので、急いでいる方にはここがお薦めです。

アクセス方法(行き方)
所在地
〒102-0094
東京都千代田区紀尾井町3-8 第2紀尾井町ビル B1F
電車でのアクセス
- 東京メトロ 有楽町線「麹町駅」
2番出口から徒歩約2分です - 東京メトロ 銀座線・丸ノ内線「赤坂見附駅」
D出口から徒歩約6分 - 東京メトロ 半蔵門線「半蔵門駅」
1番出口から徒歩約6


奥に、工房と試打室があり、ここで調整がすべて出来ます。
交換(リシャフト)の方法
- 店舗で直接相談・受付
麹町ゴルフ スキッター(有限会社ラパコジャパン)は、特許取得のスキッターインナーシャフトの開発・提供元であり、店舗ではスキッタークラブの試打や加工・修理対応を行っています。店舗にはシミュレーション設備があり、現物を試打しながら最適なシャフト選定が可能です。
電話にて交換(リシャフト)であることの希望、クラブの種類、を伝え、自分のクラブがリシャフト可能かどうか?聞きます。
シャフト可能なクラブ一覧
1. ドライバー
- ほぼすべてのメーカーでリシャフト可能
特に最近のドライバーは スリーブ(カチャカチャ)方式 を採用していることが多く、専用スリーブ付きのシャフトに付け替えるだけで交換可能です。- 例:テーラーメイド、キャロウェイ、PING、タイトリスト、ヤマハ、ブリヂストン、ダンロップ など
- XXIOのリシャフトの場合特別で、XXIOは「接着式」が基本で、テーラーメイドやキャロウェイのようなカチャカチャ(スリーブ)式ではありません。工房で「ヘッドを加熱してシャフトを抜く」作業が必要になります。
- 事前に自分が使用しいるメーカーとを伝えると、スリーブを事前に用意してくれる場合もあります。
- ヘッドをスキッターオリジナルにするのもアリですが、好みの問題です。ここの工房の良いところは愛用のクラブをリシャフトをしてくれるので、今回はそれを優先しました。

オリジナルヘッド 価格(税込)66,000円

2. フェアウェイウッド(FW)
- ドライバーと同様、スリーブ付きで簡単に交換できるモデルが増えています。
3. ユーティリティ(UT・ハイブリッド)
- FW同様、スリーブ式なら簡単にリシャフト可能。
- 接着式の場合は工房での作業が必要。
4. アイアン
特殊構造(中空・一体型など)のアイアンは不可の場合もあります。
リシャフトは可能だが、FWやドライバーより作業性は低い。
カーボン → スチール、スチール → カーボンへの入れ替えも可能。
ただし、アイアンは「番手ごとに長さ・バランス調整」が必要なので工房での精密作業が必須です。
おすすめのドライバー、フェアウェイウッド(FW)の交換方法
メルカリでドライバーのヘッドのみはよく出品されています。中古市場が大きいため、ヘッドのみ、ヘッド+スリーブ付きといった形で分けて販売されることが普通にあります。
特に「スリーブ式ドライバー(テーラーメイド、キャロウェイ、タイトリスト、PINGなど)」は、ヘッドだけ出品されることが多いので、例えば、愛用のドライバーを触りたくない方は、メルカリで、気になるドライバーのヘッドだけを購入して、ラパコに持参するのはありです!
傾向としては、テーラーメイドのヘッドは値下がりが大きく、PINGもG440は高いですが、G430になると安くなってます。
人気のQi10MAXもこんな値段です。

PING G440は55,000円が最安値です

G430は値下がりしており、G430MAX10Kも、36,000円とお買い得になってます

キャロウエイAI SMOKEも値下がりしてます

ドライバー以外のヘッド、FW=フェアウェイウッド、UT=ユーティリティ、についても、メルカリなど中古市場でヘッドのみも同様に買えます。
ドライバー同様、カチャカチャ式スリーブのクラブ(テーラーメイド、キャロウェイ、PINGなど)はヘッドだけ流通しやすいので、ここで探すのも一つも方法です。アイアンはなかなかヘッドのみは流通しないので、この場合はヘッド+シャフトで購入してリシャフトするしかないです。
仮に、試打して自分に合わない場合は、メルカリで再販する方法もあります。 その場合、価格、手数料、送料分が自己負担となり、持ち出しになることになりますので、ご注意ください。
シャフトの特徴と選び方
スキッターシャフトはインナーシャフト構造を採用しており、内部に別のシャフトを挿入した二重あるいは三重構造で、しなりやキックポイントを調整することで飛距離や方向性を高めますので、その人のスイングスピード、年齢、体型で変わってきます。 まずは、自分が持参したクラブで数球試打をしてから、選んでもらいます。
基本は、「クロキンゴールド」などの二重構造モデルか、「アスリート」などのは三重構造で、硬さ(フレックス)や特性が多様に選べます(R4〜XXまで)タイプかどちらかです。

シャフトのみ 44,000円(税込)


シャフトのみ 55,000円(税込)

フレックスやインナーシャフトの長さにより、方向性・弾道特性が変化し、手元側の硬さと先端の柔らかさを両立できる構造ですので、「クロキンゴールド」、「アスリート」から選び、さらに、それから方さ(FLEX)を選びます。
感想: とににかく、柔らかくしなりが凄い。こんなので当たるのか?と最初は思いました。自分はヘッドスピードと体格がいいので、「アスリート」を勧められました。
ここから、試打とフレックス、長さの調整に入ります。その繰り返しです。
ドライバーはG430MAX、425MAXとQi10MAXを試しました
自分が使用しているクラブがG425MAXなので、メルカリで「G430MAXのヘッド」と「Qi10MAX」のヘッドを購入して持参しました。G425MAXを基準で記載させて頂きますが、同じPINGのMAXでもシリーズが異なると、打感が全く変わります。 以下が感想です。
PINGの G430 MAX と G425 MAX ドライバーのヘッドの違い
- ヘッド体積・形状
G425 MAXは460cc、投影面積が大きく見える安心感のある形状で、G430 MAXも同じく460ccだが、クラウンのデザインやフェース寄りのボリューム感が見直され、より構えやすい。
- サウンド・打感
G425 MAXは打球音がやや高めで「金属的な響き」がある一方でG430 MAXではサウンドエンジニアと共同開発し、より心地よい「低めで締まった音」に改善され打感の柔らかさも向上。
- スピン量・弾道特性
G425 MAXは、低スピン過ぎず、適度にスピンが入る → ミスに強く安定感重視したのに対して、G430 MAXは、スピン量をやや抑え、強い中弾道で飛ばせる → キャリーとランのバランスを良くした
4.結論 スキッターとの相性は、G425MAXが良かった。
試打して分かったことは、G425 MAXは幅広い層向け(特にアベレージ〜やさしさ重視層)にあるに対して、G430 MAXは最新のPING純正シャフト(TOUR 2.0 Chrome/Black など)との組み合わせを考えて、打感・打音の改善+適度にスピンを抑えた強い弾道で、上級者にも対応しやすいモデルなので、フィーリングとしてG425MAXの方が良く感じた。
比較
G425 MAX:ヘッド体積:460cc標準 ヘッド重量:約206g(26gの可変バックウェイト込み)超高MOI設計(慣性モーメントがPING史上最高レベル)
G430 MAX:ヘッド体積:460cc ヘッド重量:約206g(25gの可変バックウェイト込み)打感・打音改善、バランスも取りやすい
今回は、G425 MAXに「アスリート」をリシャフトして、G430MAXのヘッドは、メルカリで売却しました。ちなみに、まだG440の発売前だったので、購入時と同じ価格で売れて、手数料10%と、送料650円分が自己負担となった。

PING G425MAXをスキッター「アスリート400」にリシャフト
スキッター「アスリート」は、ヘッドスピードが速く、しっかり振れる ゴルファー向け に設計されたモデルが中心です。自分は、ドライバーHS 43m/s~45m/s、スライスのミスショットが多い、合わせてスイングするよりは、ヘッドスピードを上げることを意識してスイングするタイプなので、これがフィットするそうです。

推奨ポイント
・全体のトルクを抑えており、叩いても暴れにくい、打ち出し角を抑えて強い中弾道を出す
・先端のねじれを抑制することで方向安定性を重視、左右の曲がり幅を減らす
・「捕まりすぎない」ニュートラルな挙動 → フッカーよりもスライサーや叩きに行くタイプに合いやすい、言い換えると、ハードヒッターでも振り遅れないそうです。

フレックス
HS 42〜46 m/s → SR、または、Sになりますが、ここからが、クラブヘッド、シャフト、自分のスイングとの相性で、色々とフィッティングが試せます。 これこそが、カスタムメードの真骨頂です!


この「アスリート400」「アスリート450」の双方を打ちましたが、かなり良いです。 曲がりません! ただ、距離を計測すると、「アスリート400」の平均キャリーは200yd 、「アスリート450」の平均キャリーは185yd と、ヘッドスピードから見ればSなのに、Rの方が良い結果になりました。
これは良くあることで、この「アスリート400」のRシャフトが飛ぶ理由は以下だそうです。
インパクト時にフェースがスクエアになりやすい
・硬いシャフトだとフェースが開いたまま当たりやすい人は、Rシャフトのしなり戻りによって自然にフェースが戻り、結果として真っすぐ+効率的に当たる。
ミート率(スマッシュファクター)が上がる
・ヘッドスピードは速いのに硬いシャフトで芯を外してしまう → 初速が落ちる。
・少し柔らかいRの方がタイミングが取りやすく、芯に当たる確率が上がる。
打ち出し角とスピン量の最適化
・Rシャフトでしなりが増すと打ち出し角が高くなり、スピンも適正化されてキャリーが伸びる。
・特にスキッターのように「しなり戻りを利用して方向安定性を出すシャフト」は、Rの方が特性を活かせるケースがある。
身体の使い方やテンポに合っている
・硬いシャフトは強振向き。
・Rシャフトは自然体のスイングに合いやすく、無理に力まず振れるため結果的に飛距離アップ。
長さ(シャフトのインチ)
PING G425 MAXドライバーの 標準シャフト長さは45.25インチですが、リシャフトのフィッティング時には44.5〜45インチ程度にカットしてコントロール性を高めるか、延長してさらに飛距離を狙うといった調整をします。
①44.75〜45.0インチ
→ ヘッドスピードが速い方や方向性を重視する方におすすめ。
→ ミート率アップ、フェアウェイキープ率が上がりやすい。
②45.25インチ(標準)
→ バランス型。飛距離と安定性のバランスを取りたい場合に最適。
③45.5インチ以上
→ 飛距離を重視したい方に。ただしミート率や方向性が犠牲になる場合あり。
✅ 標準状態では、
45.25インチ標準シャフト(ALTA J CB SLATEなど)の場合 → おおむね D2
✅ 長さとバランスの関係
0.5インチ短くする → バランスが 約3ポイント軽くなり、45.25インチ → 44.75インチにすると、D1
✅ D1 を維持するための調整、操作性重視で短くして45.25 → 44.75インチで決定
Qi10MAXをスキッター「アスリート450」にリシャフト
長さ(シャフトのインチ)
G425 MAXドライバーの シャフト長さは44.75インチですが、Qi10MAXのヘッドリシャフトのヘッドが重く、リシャフトのフィッティングで同じアスリート400ではたわみが大きくブレました。従って、さらに0.5インチカットして「アスリート450」をつけると、手元にしっかり戻って、コントロール性が高まり、さらに飛距離がでました。簡単に言えば、短尺シャフトみたいなもので、Qi10MAXの確実性のあるヘッドと安定したシャフトで、フェアウエイキープ率が上がりました。


フェアウエイウッドをスキッター「アスリート400」にリシャフト
ドライバーをPING425MAXにしたので、フェアウエイウッドもPINGにしました。フェアウエイウッドのG425は品薄であったので、メルカリPING430 5Wを購入しました。ドライバーを「アスリートモデル」にしたので、フェアウエイウッド、ユーティリティーやアイアンまで「アスリートモデル」で揃えると、全体的にしっかりした挙動になるので、ミスの補正よりも操作性・安定性重視になるそうなので、フェアウエイウッドもスキッター「アスリート」にリシャフトしました。

これも「アスリート400」のRシャフトにしました。


PINGユーティリティー 4Uにスキッター「アスリート400」
フェアウエイウッド5番の次に、ユーティリティーもメルカリPING430を選び、距離的に4Uを購入しました。ドライバーを「アスリートモデル」にしたので、フェアウエイウッド、ユーティリティーやアイアンまで「アスリートモデル」で揃えると、全体的にしっかりした挙動になるので、ミスの補正よりも操作性・安定性重視になるそうなので、フェアウエイウッド、ユーティリティーもスキッター「アスリート400」にリシャフトしました。

なかなかU4ヘッド単体がありませんが、G430で、2万で探せます。
アイアンのシャフトを使います
独特の「しなり戻り」によって安定性とパワーが売りですが、ユーティリティーは狙うものだから、アイアンのシャフトを使うそうです。


試打をしましたが、PING G430 ユーティリティにウッドのアスリートシャフトを入れると総重量が軽くなり、バランスが変化して、ヘッドが効きすぎたり、逆に軽すぎて安定しなかったりするので、アイアン用のシャフトで試打します。ここも、「アスリート400」か「アスリート450」のいずれか、試打します。 結果、「アスリート400」の方が、安定性がいいです。ドライバー。 5Wも「アスリート400」なので、この感覚がいいのでしょう。



アイアンもスキッター「アスリート400」
PING G430 アイアンに Skitter(スキッター)アイアン用シャフトを6,7,8,9、W、45°の6本リシャフトしました。
✅ 装着の可否
PING G430 アイアンは、ホーゼル径が .370インチ(パラレルチップ)。Skitter アイアン用シャフトも基本的に .370 パラレル なので、物理的にはそのまま装着可能です。
(ただし、モデルによっては .355 テーパー仕様もあるかもしれないので、購入時に要確認ですが、工房ですべて調整してくれました)
リシャフト時の注意点
スイングウェイトはG430はヘッドがやや大きめ・重め。Skitterは軽量カーボン系が多いので、バランスがD2〜D4に寄ることも。最初は、D3でしたので、0.5インチ切って、D1にしました。ここも、「アスリート400」の方が、打感と直進性、ミスが少ないです。
「高弾道+直進性アップ」
Skitter特有の「柔らかいしなり戻り」により、球が上がりやすく、直進性が強くなる傾向。高弾道でキャリーが欲しい方には向いています。一方で、操作性(フェード・ドローの打ち分け)は少し難しくなるかもしれませんが、まっすぐ行けばOKなので、クリアで、直進性が凄い!弾道で「高弾道+直進性アップ」、フィーリングは「柔らかいけど暴れない」工房では、作業が発生するので、翌日以降の受け取りなります。


