トーナメントを見に行って、翌日はプレーする １泊２日のゴルフ旅
地方のゴルフ場でプレーするのも楽しいですが、地方開催のメジャープロトーナメントを観戦して、翌日、近くのゴルフ場でプレーを楽しむ、１泊２日のゴルフ旅行は、ゴルフ好きにはたまらない旅行になります。 特に、関東周辺のゴルフ場で開催されるメジャートーナメント観戦だと日帰りになってしまうので、航空機を使って、地方で開催されるメジャートーナメントを観戦して、翌日に１プレーする、メジャートーナメント観戦・ゴルフ・温泉・グルメ、を満喫する贅沢なゴルフ旅をおすすめします。
男子は北海道・輪厚の「ANAオープン」、女子は福井県の芦原ゴルフクラブ・海コースの「日本女子オープンゴルフ選手権」
「ANAオープン」は49回の歴史を重ねたゴルフトーナメントで、今回は、2023年9月14日(木)～17日(日)の4日間行われました。 もちろん、コースは札幌ゴルフ倶楽部・輪厚（わっつ）コース、超名門、ゴルファー憧れのコースです。
北海道は芝がねっちっこく、ラフに入るとなかなか次のショットが打てない、「出すだけ」の難しさ。 また、名物、ロングの１７番、林越えのロングホールは数々の選手がトライして２オン、イーグルを出している名物ホールです。
トーナメントを観戦する
過去の歴代優勝者をみても、ジャンボ尾崎、中嶋常幸、石川遼、青木功、池田勇太、倉本昌弘、深堀圭一郎、尾崎直道、杉原輝雄、などのビッグネームがあり、招待外国人選手もグレッグ・ノーマン、フィル・ミケルソン、アーニー・エルス、ジョン・デーリー、イアン・ウーズナム、ニック・プライスなどのメジャーチャンピオンが参戦しています。 入場券は、昔は入手困難でしたが、今は前売り券を買えば、スムーズに入手出来ます。
見所は１７番のロングホール。ここを林越えで２オン出来るか、飛距離と方向性が重要です。フェアウエイから見た、グリーン手前の林を越えなければなりません。
１７番グリーンからフェアウエイを見ると、きれいにドックレッグしているのがわかります。
優勝は、谷原秀人選手。5バーディ・ノーボギーのトータル18アンダーで、逆転優勝を決めました。
２日目に楽しむ北海道でのプレーは、「隨縁カントリークラブ恵庭コース」
北海道の雄大な風景が味わえる隨縁カントリークラブ。うねりのあるフェアウェーと巧みに配置された池やバンカー。木々の緑がどこまでも美しく豪快であり、戦略性にとんだパブリックコースです。
新千歳空港より車で約25分(約18km)、タクシー料金/約5,000円、新千歳空港駅からJRで恵庭駅下車、恵庭駅より車で約10分(約6km)、タクシー料金/約1,200円 と千歳空港に近いので、ここは帰りの渋滞がないので安心です。 宿泊も千歳、札幌とありますが、トーナメント中は千歳のホテルは満杯なので札幌のホテルがおすすめ。 レンタカーがあれば便利です。
池が見事なぐらいに綺麗に配置されていて、また、バンカーが池の付近に点在していて、コントロールとコースマネジメントが問われるゴルフクラブです。
また、フェアウエイのうねりもすごく、全英オープンを思い出すような一面もあります。
基本的には、北海道はスループレーなので、昼食は、ジンギスカン。 夏には、レストランのガーデンでジンギスカンが食べれます。
コースは素晴らしく、料金もリーズナブルなので、満足してプレーが出来ました。
「日本女子オープンゴルフ選手権」芦原ゴルフクラブ海コース（福井）
最近の女子ゴルフは人気なので、関東周辺のトーナメントは観客が多く、帰りも大渋滞とストレスを感じます。 そこで、地方で開催されるメジャートーナメントだとゆっくり観戦出来て、帰りの渋滞も気にせず、グルメ、温泉、プレイが楽しめる、コスパ最強の旅行になります。
2023年度（第56回）日本女子オープンゴルフ選手権は、福井県の芦原ゴルフクラブ・海コースで開催されました。越前海岸国定公園内の松林に囲まれた日本海に面したシーサイドコースで、海風と効果的に配された戦略性を持ったコースです。
１７番、１８番が日本海を横に見ることが出来る美しいホールです。
今回は勝みなみ選手の３連覇もかかっていたのですが、米ツアーで参加できず、残念でしたが、今年は多くの若手選手も活躍しており、大会も熱戦でした。
優勝は通算11アンダーパーの単独首位でスタートした原英莉花が、通算15アンダーで優勝。2020年大会以来2度目の本選手権優勝を決めました。
身長もあるので、ボールの飛距離が半端でない。 腰が完治してよかったですね。
福井での夕食は、やはり新鮮な魚介類、すし屋「一貫」
片山津温泉と山代温泉の間にある一軒家お寿司屋さんで、ミシュラン2021年ではビブグルマンを取られてます。コンクリート造りのお店で一見お鮨屋さんとは気づかない外観ですが、入れば正面にカウンターがあり雰囲気が良く、店主は器に凝っていて、備前焼のいいお皿で食べるお寿司は絶品です。
料金は驚くほど、リーズナブルな価格で東京では絶対に３倍はします。 また、コースでは1品料理が選べますので、いろいろな選択が出来て、大変満足な夕食でした。 もちろん、満席です！
この「まかないコース」は、お寿司以外に２品料理が選べます。結局、刺身を２つ注文しました。
２日目に楽しむ、福井・小松でのプレーは「片山津ゴルフ倶楽部 白山・加賀・日本海コース」
第69回日本オープン、JGA 第48回 日本女子オープン選手権、などメジャートーナメントを開催した、大自然のアンジュレーションを巧みに活かし、自然とゴルフがみごとに融合した５４ホールを持つゴルフ場です。また、小松空港から車で１０分と旅ゴルフには絶好のロケーションです。
やはり、チャンピオンズコースなので、料金は高いです。 セルフや西コース（離れてます）などはリーズナブルなので、懐とご相談してコースを決めてください。
最後に、今年おすすめのゴルフクラブ。
せっかくの旅ゴルフ、道具にもこだわりを持って、おすすめのアイアンセットです。YAMAHA RMX VD/M IRON / ヤマハ リミックス VD アイアン スチールシャフト 2種(N.S.PRO MODUS3 TOUR 105/N.S.PRO 950GH neo)
２０２３年発売で、もともとヤマハのラインアップありましたが、今回も３種類を出しています。 R、M、Xの３シリーズで、上級者から R → M → X の流れになります。 今回は、このMがおすすめで、ヤマハの昔からのアイアン技術を基に、新しい先進テクノロジーを入れて振りぬきがよく、スイートスポットを拡大してます。
ヘッドスピードのある方は、どうしてもインパクト時にクラブがしなりミスが出やすいですが、シャフトとヘッドの重心がセンターになったことで、ミスショットでも怪我が少なく、ストレスが軽減出来ます。
ゴルフ旅、空港でのおすすめな、宅配便の使い方
ゴルフ旅で費用が掛かるのが、ゴルフバックの宅配便。 宅配便を使う場合のおすすめは、往路の片道だけを宅配便、帰りは、航空会社の宅配サービスを使うとお得です。
航空会社の宅配サービスとは、空港から目的地まで。宅配便サービス（予約不要）のサービスがあります。金額が１０５０円と一律です。 例えば、JAL利用の場合、帰路の空港まで、ゴルフバックを持参して、カウンターで宅配便サービスを利用する旨を伝えれば、予約なしで受け付けてくれます。詳細は航空会社のホームページを必ずご確認お願いします。
なんで、安いかと言うと、目的地空港までは、本人の荷物として預かり、目的から宅配便を利用するので、運送費で高い航空部分は不要になり、到着空港→自宅部分の宅配サービス料金のみとなるので、こ料金でサービスが出来ます。 ただし、空港では個人の荷物として預けるので、個人の受託手荷物の範囲を超えると超過料金がかかるので、宅配サービスは受託手荷物許容範囲の中であることは忘れないでください。
ちなみに、ANAも快速宅空便（国内線）をやってます。 詳しくは、各航空会社のホームページ確認してください。
