ゴールデンウィークや連休など、旅行してリゾートゴルフを楽しみたい方に必見です。この時期はどうしても渋滞や料金が高めで、割に合わないと思われますが、当然です。 航空会社、旅行会社など稼ぎ時は運賃を普段の倍にしますし、新幹線も指定席のみになります。 高速道路渋滞でどこに行くのも大変ですが、今回は意外と知られていない近郊の河川敷ゴルフを特集します。
河川敷ゴルフをあなどるなかれ
河川敷ゴルフは、一般的なゴルフコースとは異なる魅力があります。その特色をいくつか挙げると:
- 自然との調和:河川敷ゴルフは、自然の風景と調和した環境でプレイできることが特徴です。河川や緑豊かな土地を利用しているため、プレイヤーは美しい景色を楽しみながらラウンドを行うことができます。
- 戦略性:通常のゴルフコースよりも広々としていることが多く、フェアウェイが広いため、自分のプレースタイルに合わせて戦略を立てることができます。一方で、水際や植生などの障害物も多いため、戦略的なプレイが求められます。
- 挑戦性:河川敷ゴルフは、時に天候や地形の変化などにより、挑戦的なコースとなることがあります。特に風が強い日や地形が起伏に富んでいる場合は、プレイヤーにとってより大きな挑戦となります。
- アクセスの良さ:一般的に都市部や観光地などに位置していることが多く、アクセスが良いのも特色の一つです。そのため、観光客や地元のゴルファーにとって気軽に利用できる場所となっています。
- リラックスした雰囲気:一般的なゴルフコースよりも開放的な雰囲気があり、リラックスしてプレイすることができます。特に、自然の中でのプレーはストレス解消にも効果的です。
河川敷のゴルフ場は、高低差やハザードを作ることが難しい地形であるため、つま先上がりといった打ちづらくなるシチュエーションが少なく、練習場に近い感覚でショットできます。また、バンカーや池などのハザードもあり、初心者から中級者まで幅広く楽しめます。
川崎リバーサイドパークゴルフ場でプレー
川崎リバーサイドパークゴルフ場ゴルフ場が河川敷に位置しているため、自然の美しい景色を楽しみながらプレイすることができます。リバービューや緑豊かな景観が、プレイヤーにリラックスした雰囲気を提供します。
ここは、一般社団法人 河川健康公園機構/多摩川河川健康公園が管理しているので、料金などもリーズナブルです。土日祝日のアップ料金がすくなく、65歳から特別優待、70歳から敬老優待になります。
また、都心部に近い立地にあり、電車や車でのアクセスが良好です。 川崎駅、東京は蒲田駅など東急線からのアクセスです。
車の場合は、公園内に駐車場があり、パーキングが出来ます。うれしいことに、無料です。ただし、河川敷の駐車場なので、下が土なので、砂ぼこりや、路面がぬれていると車が汚れます。 一部の方はコースには遠いけど、アスファルト舗装の側道に駐車してます。
ゴルフ場の設計は、プレイヤーに挑戦と戦略を要求するように配慮され、河川や木々が戦略的な障害物となり、プレイヤーに緊張感や興奮をもたらします。 川崎リバーサイドパーク内には、ゴルフ練習場、アプローチ、バンカー練習場、パター練習場があり、地域のゴルフ愛好家にとって魅力的な選択肢にしています。
1番、3番、5番、6番、9番など距離があり、9番は420ヤードでドライバー、ユーティリティ、ウッドなど、1打目、2打目と長いクラブは使えます。
なお、ラウンドはセルフカートで各自の手引きですが、セルフカートは無料で貸してくれます。また、カートには収納スペースもあるので、セカンドバッグも入ります。
営業日、時間は以下です。平日は到着順に受付、午後スタートは電話でも受付できます。
土日祝日は、プレーの2か月前の10時から、電話、インターネット受付です。
1日に40組程度の枠があり、このゴールデンウィークでも10時に電話すれば、10分以内には繋がり、予約は取れました。 また、電話すると同時に横でインターネットで予約もトライすれば取れます。 比較的、午前スタートから埋まります。 インターネットでの予約は、オンラインで事前に会員登録は必要で、電話予約の場合も当日は会員登録をするので、スタート30分前にクラブハウスで手続きをします。
1組を4名で予約出来ますが、以外と2人、1人のプレイヤーが多く、混成で4人になります。したがって、1人プレーや2人プレーは他の方と一緒にラウンドすることを気にしなければ、予約は取りやすいです。
服装は、ゴルフ場なので、他のゴルフ場に準じます。 時々Tシャツの方、帽子なしの方もいますが、特段注意はされず、各自のマナーの範囲です。 うれしいのは、シャツをズボンの中にしまって、ベルト着用をルールとするゴルフ場もありますが、ここはシャツ出しOKなので、楽です。
いよいよプレーです
予約の2か月後に、行きました。 駐車場も広いので、すぐに良い場所が見つかり、いざ手続きを開始するので、クラブハウスへ。クラブハウスと書いてますが、正式には公園内の「多摩川交流センター」です。休憩室、トイレ、自動販売機、そしてゴルフ受付があります。
土手の上に、「多摩川交流センター」があります。
ここが受付カウンターです。 ここで、名前とスタート時間を言ってレジスターします。すると、スタート時間と名前が記載されたバーコードの紙をもらいます。
このバーコードを後にある精算機でかざして、支払いをします。 カード、現金OKです。 これで、手続きをは終わり。 あとは、バーコードを持って、1番ティー前のスタート室に行きます。
スタート室までは、「多摩川交流センター」がある土手の上から、降りてコースまで行きます。ちなみに、ゴルフコース内のトイレは簡易トイレなので、トイレは「多摩川交流センター」で済ますことをお勧め致します。いよいよスタート室に到着。
ここに、先ほどのスタート時間と名前が記載されたバーコードの紙を係員に渡して完了。あとは、スタート時間になると、「次のスタートは 00さん、XXさん、00さん、xxさん」と呼ばれ、ティーグランドに行って、前の組が出るのを見送ります。
1番は385ヤード(左グリーンで記載)で、フェアウエイは広く、左サイドは隣ホールなので、1ペナでもとのコース内に戻します。 全般に言えますが、砲台グリーンなので、手前から攻めないと、こぼれますので要注意です。
2番ホールに行きます。
2番ショートホールです。右グリーンは距離もあり、比較的広いです。
3番ホールに行くときは、コースの端から端まで歩いて移動します。
3番も330ヤード以上ありますが、右は多摩川でOBなので、左狙いですが、有難いことに広くコースをとってくれているので、狭く感じなく打ちやすいです。
4番にいくには、多摩川に流れ込んでいる支流がそこを渡り、テーに行きます。
橋からは多摩川が見れます。ゴールデンウィークなのでカヌーを楽しんでいます。
4番ホールはミドルですが、ホールや川が隣接しているので、アイアン指定のホールです。距離もありますが、ユーティリティもNGなので、5番・6番で打つしかないです。
5番ホールはミドルですが、ユーティリティはOKなので、パーが取りやすいです。
6番ホールはミドルですが、8番ホールとティーグラウンドが隣接しています。ここは簡易のトイレがあってトイレタイムがとれます。 このホールも距離がありますがフェアウエイが広く、気持ちよく振ることが出来ます。
200ヤード付近にグラスバンカー的なハザートがあり、ここによく打ち込みます。1ペナです。
7番はショートですが、左グリーンの場合は距離があります。 右グリーンと左グリーンが近いので、左グリーンの場合は右グリーンを超えるイメージです。
8番は短いショートですが、手前のバンカー、右の川など、気になる部分が多く、距離のわりには難しいです。 また、グリーンも砲台で2段でうねりがあります。
ここで、また、支流を渡り、8番ホールを横目に見ながら、ラストの9番ホールに行きます。
9番はこのコースで唯一のロングホールです。 左グリーンで420ヤードあります。
フェアウエイは広く、安心ですが、右側は1番ホールなので、1ペナとなります。
グリーンは2段となっており、付ける位置でパットの状況が変わります。
これでホールアウトです。9ホールで2時間10分でした。途中やや2打目を打つのを待ちましたが、よくある途中のティーグランドで数組待っている渋滞状況はなく、スムーズなラウンドでした。
プレー終了後は、そのまま手引きカートをもとの場所に戻して、バックを持って帰宅するだけです。スタート前に寄った、スタート室や、交流センターには行く必要はありません。 クラブを洗う場所もあり、たわしも置いてあります。タオルがないので、クラブを洗う場合は持参いた方が良いです。
総括として、高速の渋滞なし、ドライバー、フェアウエイウッド、ユーティリティが使え、砲台クリーン、バンカーなどで戦略性もあり、土日祝日にこの価格でのプレーはコスパ最強です!