2025年 クイーンエリザベス号のクルーズに3世代で参加
クイーン・エリザベス号は、英国女王の名を冠した豪華客船で、キュナード・ラインが所有しています。アールデコ調のインテリアとシャンデリアが特徴で、さまざまなエンターテイメントが楽しめます。今年の3月にシンガポールで改修工事も完了して、リニューアルされた状態で日本発着航路に就航します。

2025年以降は日本航路の就航は未定みたいなので、ゴールデンウィークの4月26日から5月5日まで3世代家族で乗船することにしました。 家族構成は、我々夫婦,娘夫婦と孫3歳の大人4人、子供1人の計5名です。



まずは、申し込みから
昨年の秋ごろに新聞のチラシに「2025年度 クルーズの旅」の特集がありました。 最近海外旅行は行ってないし、海外旅行は航空運賃が高く、ホテル代も高止まり、食事も一人1食7000円以上はかかる等、マイナスの情報しかない中で、チラシの一画に「クイーン・エリザベス・ゴールデンウィーク 沖縄リゾートと台湾クルーズ10日間」を発見しました。価格をみて「クルーズ旅行」の概念が変わりました。


日本と台湾を回るクルーズでしかも、3食付きという事で、お値段を拝見すると、バルコニー付きの部屋で、1人30万円なので、10日間、26食付きで、1日3万円で、台湾、沖縄、別府に「クイーンエリザベス号」行けるのであれば、「世界最高のサービスを堪能をしたい」という、この衝動で旅行会社に申し込みました。

クルーズはどこの部屋に宿泊するかによってレストラン・待遇が変わってきます
クルーズ船では入域区域を厳格に区分けして、その差別感で特別感を出しています。ホテルだと、一般的にクラブフロアとクラブラウンジで特別感を出しますが、クルーズ船は食事するレストランが部屋のグレードによって変わるのでそれが特別感になります。 特別なレストラン利用できる人は、そのレストランに応じた部屋に限られており、他のクラスのお客様は利用できません。
具体的には、高額順に以下に分かれています。
「スイート・ペントハウス」のお客様は、「クイーンズ・グリル」「プリンセス・グリル」
「クラブ バルコニー」のお客様は、「ブリタニア・クラブ」
それ以外の部屋のお客様は、 「ブリタニア・レストラン」
大きな線引きは、「ブリタニア・クラブ」以上か否かです。
「ブリタニア・クラブ」以上は食事は「お好きな時間」に食事が出来ます。
それ以外の部屋のお客様、つまり、「ブリタニア・レストラン」利用のお客様は、レストランが2回の入れ替え制となっており、夕食時間を17時か20時のどちらかを選ぶことになります。 (中途半端な時間です)


また、部屋のグレードは当然ながら、ミネラルウオーターサービス、ミニバーなどのサービスの有無でも差別化されております。
一方で、船内にあるビュフェのスタイルレストランの「リド」は誰でも、いつでも入ることが出来、クイーンエリザベス号で有名なレストランの「ステーキハウス・アット・ザ・ベランダ」は、乗船クラスに関係なく有料で入れます。
お部屋は検討した結果、「バルコニー」のある部屋を選択しました
一般的には、部屋の選択方法は2つあって、①ルームタイプと値段から部屋を選ぶ方法 ②クルーズ船での過ごし方から部屋を選ぶ方法? この2つですが、我が家は、もちろん「値段」と「お部屋の大きさ」から入りました。
ますは、値段の変わり目は、「クラブルーム」以上のグレードか、それ以下のグレードかです。ちなみに、「クラブ・バルコニーツイン」の最低価格は47万円です。 一方で、そのワンランク下のカレゴリーの「バルコニー付きツイン」の価格は30万円です。 以下、2つを検討比較した材料を記載します。
①「クラブ・バルコニー」以上のグレードにするか、その下のグレードの「バルコニー」→クラスから選択するか?

②「ブリタニア・クラブ」の特典をどう評価するか?

③「ブリタニア・クラブ」のレストランでの食事をどう評価するか?
今回は、家族旅行なので、全員が同じレストランで食事をしたいので、「クラブ・バルコニー」と「バルコニー」差額の52万円(差額13万 X 大人4人分= 52万)を追加で払うか、払わないのか?の判断。 もちろん、52万は厳しいので、「クラブ・バルコニー」の下のグレードである「バルコニー」を選択しました。


④「バルコニー付き」にするか? バルコニー無しの「オーシャンビュー」にするか?
旅費をさらに削減したい場合は、「バルコニー」以下のグレードという選択肢もあります。
「バルコニー付き」→「バルコニー視界が悪い」→「バルコニーなし」→ 「オーシャンビュー」→「窓がない部屋」(通路側に面した部屋) のどれかを考えます。

結論は、せっかくクルーズ船に乗るのだから、「バルコニーはあったらいいね」との意見、旅行会社のスタッフさんからも、「クルーズはいつもいい部屋から埋まりますし、ルームサービスも出来て、朝食をバルコニーで食べると最高ですよ!」とのアドバイスもあり、「バルコニー付き」にしました。
⑤「バルコニー付き」のどこにする? 「バルコニー付き」にも値段のカテゴリーがあり、これは、クルーズ船の階数、前方・中央・後方、で分かれます。 以下、そのクラスです。
クイーンエリザベス号は12階あり、客室は4階から8階にあります。この中でグレードを選択できます




部屋のカテゴリーも階数、前方、後方などバリエーションがありますので、事前に旅行会社と相談して希望を言うと良いと思います。 悩んでいるうちに、「バルコニー付き」は予約出来ましたが、やはり、良い場所である「中央」は先に予約されてしまいました。 なんで、中央が良いのか? それは、中央は揺れないということです。 クルーズ船が揺れないと言われてますが、絶対に揺れます。特に、荒れた天気だと波が船首に当たる振動があり、前方が揺れます。前方が安いくなっているのも、それが理由にあると思います。

ちなみに、デッキプランは以下で、12階建で、客室は1階、4階から8階です。




いよいよ、申し込み、旅行代金の支払いです
旅行の申し込みに必要なもの
①申込書に必要事項を記載して、パスポート番号など、入国関係書類を記載します。申し込みの段階でパスポートがない場合は、後日、パスポート取得後にDATAを入力します。 契約は、主催する旅行会社とします。 クイーンエリザベス号も日本では4社~6社の旅行会社が、取り扱いをしています。 基本的な値段、サービスはどこも同じですが、ポイントはその旅行会社がクイーンエリザベス号を運航するキュナード・ライン社と、どの程度交渉が出来るか? 簡単に言えば、良い部屋のリクエスト等、お客様からの要望を強く言えるかが重要で、やはり、送客人数が大きく・実績がある旅行社がお薦めです。スタッフのアドバイスも的確です。
更に大切なことは、早期に申し込むと「早期割引特典」が価格、船内サービス等に適用されます。迷わず、申し込みを早くすれば、良い部屋も空いているので全てにおいてメリットがあります。
②金額の振り込みは、「手付金 20%」 「残金80%」となります。 重要なのは、キャンセル料で、3ヶ月前に20%、2ヶ月前に50%、1月ヶ前に75%になります。 ポイントは、3か月前からキャンセル料がかかるので、クルーズの発売は14ヶ月~9ヶ月前が多いので、とりあえず、気になったツアーがあれば早くアクションを取ることをお勧めします。
③支払い方法にも注意! 旅行会社によって「銀行振込」しか対応していない場合があります。今回は、130万から140万程度を支払いますので、やはりクレジットカード決済が可能な旅行会社を選択するのも大きな決め手だと思います。例えばJALカードでショッピングプレミアムに加入していると、1.4万マイルを獲得することが出来て、これは東京ー札幌片道相当の価値となりますので、旅行会社には厳しいですがカード払いは高額なだけにお得感があります。