~船内のアクティビティ&プログラムについて~
船内でのプログラムが充実
船内では、乗客が優雅な時間を過ごせるように、日中も夜も多彩なプログラムが用意されています。
以下は、一般的なクイーン・エリザベス号の船内プログラムの例です(航路や期間により異なる場合があります)。
🚢 クイーン・エリザベス号 船内プログラム例
🌅 日中のアクティビティ
時間帯 | 内容 |
---|---|
午前 |
- モーニングヨガやストレッチクラス
- 美術講座や水彩画ワークショップ
- ダンス教室(ワルツ、タンゴなど)
- 読書やボードゲームができるライブラリー利用
- ブリッジ(カードゲーム)教室やトーナメント
- フェンシング
| 午後 | - 英国式アフタヌーンティー(クイーンズルーム)
- クッキングデモンストレーションやワインテイスティング
- クイズ大会やビンゴ
- 航海記録や寄港地に関するレクチャー
- プールやスパ、フィットネスジムでのリラックスタイム
🌃 夜のプログラム
時間帯 | 内容 |
---|---|
夕方~夜 |
- ガライブニング(ドレスコード有)
- シアターでのショー(ミュージカル、オペラ、コメディなど)
- ライブ音楽演奏(ジャズ、クラシック、ピアノバーなど)
- ボールルームダンス(クイーンズルーム)
- カジノ(ブラックジャック、スロットなど)
- ナイトクラブやバーでのカクテルナイト
🎓 教養・文化プログラム「Cunard Insights」
- 著名な講師や作家、歴史家などによる講演
- 建築、歴史、王室の講義
その他の設備・サービス
- アートギャラリーやフォトセッション
- ジムでのヨガ、ピラティスなどの体験プログラム
- ブティックや免税店でのショッピング
- マッサージのあるラグジュアリースパ
さっそく、自分の参加するプログラム、アクティビティを決めよう
乗船すると毎日、お部屋に「デイリー・プログラム」が届きます。そのプログラムの中に、「本日のアクデビティ」が午前・午後・夜と掲載されており、また、ドレスコード、レストラン営業状況、イベント情報などが記載されております。 乗船日は、当日に「デイリー・プログラム」をもらいますが、以降は、前日の夜のベッドメイクの際に、部屋に配布されるのでそれを見て翌日の作戦を考えます。



2日目の清水はこんな感じです

寄港しますが、船内でのイベントも多く、寄港地で観光に行かなく、クルーズ船に残る方も楽しめるプログラムになっております。 終日公開日は、プログラムを楽しめる日なので、午前、午後、夜と選びます。

午前は朝食前にモーニングストレッチがジムでありますので、ここで朝のストレッチを実施します。また、8時からエクササイズプログラムが有料であるので、ヨガ、ピラティス教室を45分間しました。有料のエクササイズプログラムは都度払い、3回、無制限とコースがあり、料金プランを決めます。この台にある用紙に記入してスタートします。 また、午後には、健康のプログラムもあり、足の形を取って正しい姿勢や、正しい歩き方などのレッスンもあります




エクササイズプログラムをプログラムを終了すると朝食になります。
その後は午前のイベントを「デイリー・プログラム」から選びますが、午前で面白いのが教養講座・講演です。いつもデイリー・プログラムの表紙の裏に写真入りで説明があり、ロイヤル・コート・シアターで9:45~、11:00~と別々の講義があります。 ゲストは英語ですが、日本語の通訳がありますので安心です。




グラハム・ジョージ中佐の講演は、「イギリス式典音楽」に指揮者であり、この式典音楽とは、王室行事や国家儀式、式典・行進などで演奏される、英国の伝統と格式を体現した音楽のことです。厳かで壮麗な雰囲気を持ち、あの長い帽子をかぶってバッキンガム宮殿で行われる軍隊に所属しています

また、グランドハロルド 元英国王執事は、チャールズ国王が皇太子時代から従事して、ロイヤルファミリーがどの様な生活をしているのか? そこで働く方々の様子、人間模様などを、写真をふんだんに使って話すので、これもテレビでは見ることが出来ないリアリティにとんだ内容でした

また、2回目の講演は「英国王室のテーブルマナー」という題材で、実際にアフタヌーンティーを舞台にして、クルーズ船の船長、機関長、総部部長、エンターテインメント部長などをテーブルに座らせて、実演を行って、これもユーモアたっぷりの演出で面白かったです

これで午前のアクデビティが終わると昼食となり、昼食後は「デイリー・プログラム」で探しますが、昼をゆっくりと食べて、散歩して、14時からロイヤル・コート・シアターで映画を上映するので、それを3回ほど見ました。 この映画もデイリー・プログラム内に写真付きで紹介されるので、興味がある映画は見に行きました


午後のアクデビティは多種多様なメニューがあります
午後は沢山のプログラムがあり、特にカルチャー教室系の有料のプログラムも人気です


料理教室のプログラムがあり、総料理長が出演でして、レシピを参加者に配布して、調理をする内容でこの回はエスニック料理で、バターチキン、シュリンプマサラなど、香辛料をふんだんに使って調理します。もちろん、通訳もありますし、料理の手元はスクリーンに映し出されるので理解度が増します





午後は体を動かさないと行けないので、「ダンス教室」もあり、毎日、内容が変わります。場所は、ダンス会場のあるクイーンズ・ルームで、ソーシャルダンスから始まり、チャチャチャ、ルンバ、など、夜のダンスイベントやガラナイトで踊る機会もあるので、基本から学べます。 やや難点としては、通訳はないので理解するのは、感覚で覚えるしかありません。また、参加者も多いので、ダンスしていると横の方にぶつかることもあります

他にも、子供と楽しめる面白いアクデビティがあります
クイーン・エリザベス号では、子供と一緒に楽しめる多彩なアクティビティが用意されています。年齢に応じた専用のキッズクラブ以外に、家族全員で参加できるイベント・プログラムが揃っています。子供と一緒に参加デッキゲームとして、パドルテニス、シャッフルボード、ボウリングなどの屋外でのゲームがあります。 またブログラムで主催するアクティビティとして、スキットルズ(木の棒を投げて木製ピンを倒すゲーム)、宝探しなど、日替わりでさまざまなイベントが開催されます。



子供の年齢によって参加できるものがありますが、氷の彫刻などは興味があったみたいです



イギリスと言えば、「アフタヌーンティー」です
クイーン・エリザベス号でのアフタヌーンティーは、英国の伝統を感じられる優雅なひとときとして、大人気なイベントです。

🍰 アフタヌーンティーの概要
提供時間:毎日午後3時30分から4時30分まで
会場:デッキ2に位置する「クイーンズ・ルーム」

料金:通常のアフタヌーンティーはクルーズ料金に含まれており、追加料金なしで楽しめます。
☕ 提供される内容
アフタヌーンティーでは、以下のような品々が提供されます:
紅茶:アッサム、ケニア、セイロンなどのブレンドティー
サンドイッチ:小さめのフィンガーサンドイッチ
スコーン:焼きたてのプレーンスコーンとフルーツスコーンに、クロテッドクリームとストロベリージャムを添えて
スイーツ:フルーツケーキやペイストリーなど

どにかく、混みます!! 「クイーンズ・ルーム」の席数は限られており、また、クルーズ船の全員がアフタヌーンティーを経験したいと考えているので、1時間前から並んでます。 また、アフタヌーンティーなので、皆様ゆっくりとくつろぐ為に、席の回転が遅いです。 最悪、1時間並んで、満席でウエイティングという状況にもなります。 そんな皆様の不満を解消する為に、クルーズ中に1回、ブリタニアレストランをオープンして「アフタヌーンティー」を開催します。 それでも超混みます。 また、タワーにサービスされるのではなく、各テーブルでサービスされますので、雰囲気は味わえません


最初は列に並んで、1プレート分をバイキング形式で取って着席します。その後にサービススタッフが、紅茶、スコーン、その他のデザートを持って回って来ますので、好きなものを選びます


夕食の後は、ショータイムです
クイーンエリザベス号が誇るラグジュアリー客船で、その船内エンターテインメントは非常に高品質で格式あるものが揃っています。英国の伝統を受け継ぎながら、現代的な要素も融合された多彩なプログラムが毎晩提供され、特別な時間を演出します。 場所は、ロイヤル・コート・シアターで、20時、22時の2回あります。「プライベート・ボックス席(有料)」があり、シャンパン付きで特別な体験が可能です。料金は、2名で1回の公演につき55米ドルに15%のサービス料が加算され、合計約63.25米ドルとなります。この料金には、専用ラウンジでのシャンパンカクテルやチョコレートなどの軽食、専用ボックスでのヴーヴ・クリコ・シャンパンとチョコレートの提供、そして記念のキャスト写真が含まれますが、今回は利用しませんでした。

予約は当日の午後3時までにパーサーズオフィス(Purser’s Office)で行う必要があります。なお、コメディや映画などの特定の公演では、ボックスが無料で先着順に開放されることもありますので、映画の時に空いていれば無料で使えます。


パーサーズオフィス(Purser’s Office)は1階にあります。日本人スタッフもいますので、予約、相談、わからないことを諸々聞くことが出来ますが、以外と人が沢山並んでおり、やや不便でした。
ロイヤル・コート・シアターでの演目が素晴らしい
演目のスケジュールや詳細は、クルーズ中に配布される「デイリー・プログラム」や、船内のインフォメーションデスクで確認できます。20時、22時の2回がありますが、20時は満席となりますので、いつも、夕食を20時、ショーを22時から見てました。

クイーン・エリザベス号のロイヤル・コート・シアターでは、専属劇団「ロイヤル・コート・シアター・カンパニー(Royal Court Theatre Company)」が担当して、歌手、ダンサー、俳優、ミュージシャンなど約25名で構成されていると思います。彼らは、ウェストエンドやブロードウェイに匹敵する本格的な演劇やミュージカル、コメディなど、多様な演目を船内のロイヤル・コート・シアターで上演しています。

ロイヤル・コート・シアター・カンパニー以外のゲストも呼んで、バイオリンの演奏、マジック等など、様々なショーを毎日上演しています このバイオリンのマイケル・バカラ(Michael Bacala)は、ポーランド出身の国際的なバイオリニストで、クラシック音楽とポップス、ユーモアを融合させた独自のスタイルで知られています。彼の演奏は、クルーズ船のエンターテイメントとして高く評価されており、演奏も見事でした

この「マーク&ピンキー(Mark & Pinky)」は、マレーシアを拠点に活動する国際的に著名なマジシャン・デュオで、特に「クイックチェンジ(早着替え)」のパフォーマンスで知られています。ダンス、コメディ、空中浮遊、人体切断、消失マジックなど、多彩な要素を取り入れた壮大なイリュージョンショーを展開して、数々の国際的な賞を受賞し、ギネス世界記録にも名を連ねています。

「ザ・ビートルズ・エクスペリエンス(The Beatles Experience)」は、世界中で活動するビートルズの再現ショーの名称として広く使われています。ビートルズの音楽を再現するこれらのトリビュート・ショーは、世界中のファンに愛されていて、今回も声、歌い方、顔など、そっくりで、最後は観客総立ちで踊ってました

「グレイト・ブリティッシュ・ソングブック」は、1970年代以降に発表された、イギリスの作詞家や作曲家による影響力のあるポピュラーソングの集大成で、誰でも一度は聞いた曲ばかりです。今回は、「ザ・ビートルズ・エクスペリエンス(The Beatles Experience)」の翌日のショーでしたので、曲がかぶると思いましたが、このセッションではビートルズのスローな曲(バラードやテンポがゆったりとした曲)、Yesterday、Hey Jude、Something、などの曲を使い、テンポの速い曲はエルトン・ジョンでした

ちなみに、この夜も「ザ・ビートルズ・エクスペリエンス」をクイーンズ・ルームで開催されていて、ショーの終わりごろにクイーンズ・ルームを通り過ぎましたが、ディスコみたいに参加されている方が踊りまくってました。 すごい熱量でした。
ガラ・イブニング
「クイーン・エリザベス号」の「ガラ・イブニング」は、クイーン・エリザベス(Queen Elizabeth)というキュナード・ライン(Cunard Line)の豪華客船で催される特別なフォーマルナイトです。

ガラ・イブニングの概要:
- ドレスコード:
男性: タキシードやダークスーツ、蝶ネクタイなど。
女性: イブニングドレスやロングドレス、カクテルドレスなどのフォーマルな装い。
テーマに合わせてのドレスになります。 今回のクルーズは、「ブラック&ホワイト」・「レッド&ゴールド」・「マスカレード」でした
・ガラ

- 主なイベント:
特別メニューのディナー(通常、船のメインレストランで提供)
船長主催のカクテルパーティ(Captain’s Welcome Party)
写真撮影スポットが設けられ、プロによる記念撮影も人気
- 3つのガラ・イブニング
今回はクルーズの期間中に3回のガラ・イブニングがありました。 全部、航海中に開催されており、基本的には、航海中に格式高いイブニングを設けて。華やかな服装でディナーやイベントに参加する嗜好で恒例のイベントです。「ブラック&ホワイト」・「レッド&ゴールド」・「マスカレード」等のガライベントは、乗船前の案内でも教えてくれるのでドレスを用意したり、前日も「デイリー・プログラム」にて、開催を通知してくれます。




クイーンエリザベスを運航するキュナード社のH/Pからの写真ですが、こんな感じの過ごし方です。


写真撮影スポットが設けられ、プロによる記念撮影も人気
ガラ・イブニングではフォーマルな装い(男性:タキシードやスーツ、女性:ロングドレスやカクテルドレス)が求められ、その雰囲気に合わせてイベントもありますが、プロによる写真撮影もあり、これは、クイーン・エリザベス号の特別なイベントのひとつとして非常に人気があります。
📸 ガラ・イブニングでの写真撮影について
- 船内のフォトグラファーによる撮影
専用の撮影スポットが複数設けられ、プロのカメラマンが乗船客のポートレートを撮影してくれます。 場所は、①カジノ前の階段、②中央階段、③インフォメーションセンター前のフラワーアレンジメント前にフォトグラファーが立っており、2人、1人でと様々なポーズで撮影してくれます



階段前や特設背景(豪華な幕やキラキラの装飾)が定番の撮影スポットです。撮影は予約不要で、順番に並んで撮ってもらうスタイルが一般的です。撮影された写真は、後日船内のフォトギャラリーで閲覧・購入できます(有料)。
- 写真の購入
船内のフォトギャラリー(Deck 3付近にあることが多い)に展示されます。気に入ったものを選んで、プリントまたはデジタルデータで購入可能です。価格は1枚20ドル程度(パッケージだと割引あり)。

ここで操作して購入します

カジノも出来ます
クイーンエリザベス号のカジノは、「エンパイア・カジノ(Empire Casino)」呼ばれるエンターテインメント施設です。デッキ2、ロイヤルアーケード下に位置する開放的なスペースにあります。ロイヤル・コート・シアターやブリタニア・レストランに近く、アクセスも便利です。

通常は夕方〜深夜まで営業。寄港地滞在中はは基本クローズとなります。通貨は米ドル(USD)建てで、カジノ用のチップは、クルーズカード(クレジット登録済み)で購入可能。 入場年齢 は18歳以上です。

カジノには、最新機種からクラシックスタイルまでのスロットマシンが豊富に用意され(20台?)また、画面でプレイできるビデオポーカーがあります。他のクルーズ船と比べて、規模は小さいそうです。初心者にはディーラーがルールを教えてくれる「レッスン」や「無料体験会」が行われることもあり、船内新聞「デイリー・プログラム」でスケジュールが確認出来ます。
バー併設で、カジノ内でカクテルなども楽しめ、Golden Lion Pubと隣接しており、飲み物・軽食のアクセスも近いです。


夜はスマートカジュアルまたはフォーマルで、ガラ・イブニングの日はドレスアップして訪れる方大勢で大変盛り上っていました。
広い船内を見学するのも、大きなイベントです
グランドロビー(Grand Lobby)

3層吹き抜けの華やかなメインロビー。アール・デコ様式で統一され、豪華客船の雰囲気を象徴する空間です。
ロビーには乗船しているクリーの写真もあります

クイーンズルーム(Queens Room)毎日アフタヌーンティーが開催され、白手袋のスタッフが紅茶とスコーンをサービスされ、夜は社交ダンスやオーケストラ演奏が行われる、エレガントな空間。ここにはエリザベス女王の壁画があります

ショップ・アーケード(Royal Arcade)は高級ブランドやお土産品が並ぶブティック街であり、免税ショッピングも可能です。また、クイーンエリザベス号のおみやげを販売する専門店もあります


ギフトショップには、オリジナルグッズをはじめ、お酒も販売していて船内でしか飲めないビールも販売しています




一番の人気、「クイーン・エリザベス」号で手に入る定番のおみやげCunard Teddy Bear(カンアード・テディベア)です。キュナードは、毎年異なるデザインの“公式テディベア”を発表しており、その年ごとに乗船スタッフをイメージしたぬいぐるみが登場します。2025年2月25日からは「Bailey the Bellhop」(ベルボーイのベイリー)がクイーン・エリザベス号のショップで購入出来ます。ただし、数が少なく、争奪戦です。

ポイントは、足裏、ここでは、右足裏にある、「2025」の印字と、着ている洋服です。ようやく、一つ買えました

クイーンエリザベス号(Cunard Queen Elizabeth)の船首ラウンジにあたる場所に【コモドア・クラブ(Commodore Club)】があります。
「コモドア(Commodore)」とは、キュナード社において複数の船長を統括する名誉ある称号であり、現役の船長の中でも特に経験豊かな人物に与えられるものです。




デッキ10・船の最前方(船首)あり、クラシックで洗練された英国スタイルの内装でラウンジ、カクテルバー、静かな読書や語らいの場として使われています。キュナードの歴代「コモドア(提督)」の肖像や船の模型が展示されていて全乗客が利用可能です。



特に注目すべきは、入港する各国の港から贈られたシンボルレプリカが飾れており、船の歴史を感じると同時に各国がレプリカに込めた特色を見ることができます。




やはり、クルーズ船から見る景色は最高なイベントです
クルーズから見る景色は、日常ではなかなか味わえない特別な体験です。どの航路を選ぶかによってさまざまな景観が楽しめますが、共通して言えるのは「時間とともに移り変わる絶景」が最大の魅力です。





特に洋上でのサンセット・サンライズは感動的。船のデッキやラウンジからゆったり眺めることができます。



日本周遊クルーズの場合だと、富士山や瀬戸内海の島々、街の夜景など、四季の美しさと日本文化が交差して写真としても映えます



やはり、クルーズ感動の一言です

