高知 満喫、1泊2日 旅日記

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― 四万十川の絶景とうなぎ、街歩き、名物グルメをめぐる充実旅 ―

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<1日目> 高知空港 → 四万十川(四万十屋・四万十の碧) → 久礼大正市場 → 高知市内観光 → ひろめ市場

◆ AM9:00 高知龍馬空港 到着

朝の爽やかな空気の中、高知龍馬空港に到着。
荷物を受け取り、レンタカーを借りてさっそく西へ。
今日の目的は、“日本最後の清流” 四万十川で自然と食を満喫すること。


◆ AM11:30 四万十川の老舗「四万十屋」で うなぎランチ

四万十川沿いにある名店「四万十屋」へ。 時間は通しで営業しているので、いつでも大丈夫なので観光客には安心です。


川を眺めながら食べる四万十うなぎは格別で、
パリッと香ばしい皮とふわりとした身が口の中でとろける。

四万十屋|四万十川の漁師料理とお土産

名物の天然うなぎは季節限定だが、養殖でも十分に旨い。


高知まで来た甲斐を感じるひと皿。 ちまみに、関西なので、腹開きのうなぎで蒸してないので、関東と違って弾力があります。


◆ PM13:00 「四万十の碧」で屋形船の川下り

食後は、「四万十の碧」が運行する屋形船に乗り、川下り体験へ。

屋形船 四万十の碧 ≫ 四万十川観光遊覧船【 しまんとのあお 】

予約なしで、00時の出発なので、時間が読みやすい。 値段は2000円だけど、その価値はあります。


屋形船が静かに進むと、川の碧さと周囲の山並みが美しく調和し、
まさに四万十川の名にふさわしい景色が広がる。

船上に吹き抜ける風は心地よく、
聞こえてくるのは水音と鳥の声だけ。
都会では決して味わえない、贅沢な時間が流れる。

せっかくなので、沈下橋も車で渡れるので、是非、挑戦してみてください。


◆ PM15:30 久礼大正市場へ寄り道

四万十からの帰り道、中土佐町の「久礼大正市場」へ。

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■ 久礼大正市場のカツオが有名な理由

① 目の前の久礼港で“一本釣り”のカツオが水揚げされるから

  • 久礼地区は古くから「カツオの一本釣り」漁法が盛ん。
  • 一本釣りは魚にストレスが少なく、身が傷みにくい。
    モチモチした弾力と血生臭さのない味わいが特徴になります。

② 黒潮が直接当たる、日本トップクラスの好漁場

  • 高知県中土佐町の沖は黒潮が最も近い場所の一つ。
  • 速い潮流で育つカツオは身が締まり、味が濃い。
    「黒潮の恵み」そのままのカツオが集まるため、質が段違い。

③ 水揚げ → 市場 → 食卓までが“超近距離”

  • 久礼港は大正市場のすぐ近く。
  • 運搬時間が短く、朝獲れがそのまま市場に並ぶ
  • タタキも「焼きたて」の店が多く、香りが桁違い。

④ 土佐流の“藁焼き”文化が味を最大化

https://img01.jalannews.jp/img/2024/02/20240214_kochi-katuo_002.jpg?utm_source=chatgpt.com
  • 高温の藁で一気に表面を焼くため、香ばしさが段違い。
  • 中はレア、外は香ばしく、旨味のコントラストが生まれる。
  • 久礼では店がそれぞれ独自の焼き方・塩・薬味にこだわる。

カツオのたたき、刺身単品で700円と市内に比べても安い。


漁港の町ならではの活気があり、
高知市内の市民もかつおをここに食べに来ます。 

藁焼きの香りが立ち込めていて、
ついカツオのたたきを一切れ味見してしまう。
ここは高知に来るたび立ち寄りたくなる市場。

久礼大正町市場


◆ PM17:20 高知市内着 → 市内散策

四万十から車で市内に戻り、ホテルにチェックイン。
夕食まで少し街歩きして、帯屋町アーケードや中央公園など周辺を散策。

是非、おすすめなのが、3月7日~15日は「土佐のおきゃく」のイベント。高知市中心部(商店街・公園など)を使って、街全体を大宴会場に見立てる春の一大イベント。

会場の商店街アーケードには、畳や“こたつ席”が設置され、地酒や高知グルメを囲みながら、初めて会った人同士でも気軽に宴(おきゃく)を楽しめる設えがなされます。この“街中こたつスタイル”が、イベントの大きな特徴のひとつ。


◆ PM18:30 ひろめ市場で高知の名物を満喫

夕食はもちろん「ひろめ市場」。
観光客も地元民も入り混じって賑わう場所で、
カツオの塩たたき、ウツボ、餃子、田舎寿司など
高知の名物を一度に楽しめる。

相席も自然な文化で、旅ならではの一期一会の会話も楽しい。


<2日目> 高知城→桂浜 → 牧野植物園 → まんしゅう本店(ジャン麺) → アンパンマンミュージアム → 空港へ

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2日目は高知城からスタート

高知城は9時開門なので、8時30にはホテルを出て高知城に向かう。高知城 ― 現存する“唯一無二”の本丸をもつ土佐の名城

高知市の中心にそびえる高知城は、江戸時代の天守と本丸が丸ごと残る日本で唯一の城として知られています。関ヶ原の戦い後に土佐藩主となった山内一豊が築いた城で、約260年にわたり土佐藩政の中心として栄えてきました。

天守は3層6階の望楼型で、内部には板張りの急階段や武者走りなど、防御性を重視した造りが当時のまま残っています。また、追手門越しに天守が真正面に見える迫力ある景観は、高知城だけの特徴です。

◆ AM10:30 桂浜で太平洋を望む

午前の桂浜は、風も凛としていて清々しい。
龍馬像の前に立つと、壮大な海の景色が広がります。

桂浜の駐車場は広く、ショッピングセンターも新築され、お土産などここでまとめて買えます。


ちょっと寄り道で、桂浜から10分にある本物の土佐犬と一緒に写真が撮れる「土佐犬スタジオ」へ。力強く堂々とした土佐犬と、安全にふれ合いながら撮影できるスポットです。

入場料は一人1000円で、直接触れ合えます。 この土佐犬は4か月で14キロだそうで、威圧感がありますが、まだ子犬のしくさで、人懐っこいです。小さい時なら人間に慣れさせ、犬には闘志を向ける訓練をしているそうです。

土佐犬スタジオでは、専任スタッフが犬の横につき、撮影中も丁寧にサポートしてくれるため安心。土佐犬は見た目の迫力とは裏腹に落ち着いた子も多く、堂々とポーズを決めてくれます。SNS映えも抜群で、“高知に来た!”と実感できるインパクトある写真が残せます。

◆ AM11:45 高知県立牧野植物園へ

高知県立牧野植物園 ― “植物の王様” NHK朝ドラ「らんまん」の牧野富太郎の世界に浸る癒しスポット高知市の五台山に広がる高知県立牧野植物園は、“日本の植物学の父”と呼ばれる 牧野富太郎博士の業績を伝える植物園。四季折々の植物が約3,000種類以上育つ、自然豊かな癒しの空間です。

園内には、森の中を散策するように歩けるガーデンエリアや、南国らしい植物が楽しめる大温室、牧野博士の研究資料を展示するミュージアムなど見どころが充実。

春の桜、初夏のアジサイ、秋の紅葉、冬のラン展など、季節ごとに表情が変わるため、何度訪れても新しい発見があります。

山上にあるため眺望も良く、園内カフェからは高知市街を一望。ゆったりと散歩しながら、植物の美しさに触れられる、高知旅行の定番スポットです。

ガラス張りの温室や園内のデザインも美しく、
写真スポットも多くて予想以上の見応え。



◆ PM13:30 昼食「まんしゅう本店」で名物ジャン麺を食す

お昼は高知市の人気店「まんしゅう本店」へ。


名物の「ジャン麺」は、モチモチの麺にピリ辛とろみスープが絡み、
食べるほどにクセになる味。

旅中のエネルギー補給にぴったりで、満足度が高い一杯。


◆ PM14:30 やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム(香美市)へ

香美市アンパンマンミュージアム ― やなせたかしの世界に触れる“やさしさ満タン”の場所

高知県香美市にある 香美市立やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアムは、
アンパンマンの作者・やなせたかし氏の故郷ならではの、心温まる作品世界を体験できるスポットです。 NHKの朝ドラ「あんぱん」でも有名。

館内には、アンパンマンの原画や絵本のスケッチ、手描きの詩などが多数展示され、
アニメとは一味違う“やなせワールド”のやさしいタッチをじっくり楽しめます。

初期のバイキンマン。 羽があります。 

初期のドキンちゃん、まだ顔を丸いです

朝ドラのオープニングで出てくるイラスト原画


子ども向けの遊べるコーナーはもちろん、大人が読んでも心に残るメッセージ性の高い作品が多く、家族旅行はもちろん、ファンにも人気のミュージアムです。

本は全て、触れて、手にとれます。 展示ではなく、実際見れるので、素晴らしい。

今回は「特別展」もありました。 直筆の「mitsukoshi」のロゴもあります。

広い芝生の庭やフォトスポットも充実していて、外にはアンパンマンやばいきんまんのモニュメントも。館内のショップでは高知限定グッズが買えるため、旅の記念にもぴったりです。

園内には、何気ない、アンパンマンのオブジェを入れてます。 これもやなせ先生の粋なはからいで、楽しませてくれます。

アンパンマンの“やさしさ”に触れながらゆっくり過ごせる、
親子で楽しめる高知の人気スポットとして定番になっています。

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やなせたかしのゆかりも品も沢山あります

大人でもワクワクする展示がいっぱい。

アンパンマンの作者・やなせたかしさんは、作品だけでなく、ご本人の“生き方”までおしゃれな人でした。
いつも落ち着いたスーツ姿で、年齢を重ねてもチャーミング。飾りすぎない装いと柔らかい笑顔が印象的です。 スタジオのスタッフが毎年プレゼントした品物を大切に使っていました。


しかし本当のおしゃれさは、やなせさんの優しさと美意識にあります。
シンプルで温かい絵、相手に寄り添う言葉――。
どれも“思いやりのある人”だからこそ生まれたもの。

外見だけでなく、心のあり方まで美しくておしゃれ。
やなせたかしさんは、そんな稀有な存在です。

原画や絵本の世界観が丁寧に並べられていて、
やなせたかし氏の優しさとユーモアが伝わる場所。


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やなせたかしが“唯一怒ったアンパンマン”を描いた理由

― 東日本大震災への祈りを込めた「希望のアンパンマン像」

アンパンマンの作者・やなせたかしさんは、
生涯ほとんど“怒った表情のアンパンマン”を描きませんでした。
しかし 2011年の東日本大震災の後、
「こんなときに笑っている場合じゃない。守るために、立ち向かわないといけない」
という思いから、初めて“怒りの表情のアンパンマン”を描いたとされています。
「希望のアンパンマン像(愛称:怒りのアンパンマン)」 です。

● 特徴

ぐっと歯を食いしばる 力強い表情のアンパンマン

“困っている人を助けに行く”という決意を象徴

子どもだけでなく大人にも深いメッセージ性があり、復興のシンボルとして愛されている像

● やなせさんの思い

やなせたかしさんは、
「本当に困っているとき、ヒーローは優しいだけではいけない」
と語り、震災で傷ついた人々に寄り添うヒーローとして“怒りのアンパンマン”を生み出しました。

■ 像がある場所(参考)

宮城県石巻市・石巻好文館高校前(復興応援の寄贈像として設置)、高知のアンパンマンミュージアムにも同じ像があります

香美市立やなせたかし記念館

◆ PM17:30 高知龍馬空港へ → 帰路につく

空港でお土産を買い、高知を後にする。
1泊2日とは思えないほど、
四万十川の自然、海の幸、街歩き、名所めぐりと内容がぎっしり。


まとめ:自然・食・文化をぎゅっと詰め込んだ高知旅

  • 四万十川でうなぎと川下り
  • 久礼大正市場で海の幸
  • 高知市内&ひろめ市場の夜
  • 桂浜・牧野植物園・ジャン麺
  • アンパンマンミュージアムで締め

移動時間も無理のない絶妙なバランスで、
「1泊2日で高知を満喫したい」人に最適のコースになった。

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